Street Smart になりたくて

岸優太くん、Mr.Kingを応援

「予想外」は、起こるべくして起こる

アイドルブログですが、言葉にしたためたい思いがあったので、日記にします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トランプが勝った。

  

「想定外」なのか。「大逆転」なのか。

 

 

いまきっと、日本ではこういうことが起こっているだろう。

有名大学に通うエリート学生たち。

大学を出て大手企業に就職し、日々仕事に追われている働き盛りのホワイトカラー。

 

そういうミレニアル世代の20代〜30代の若者たちが、

大学の授業の空き時間、バイトの休憩時間、仕事終わりにスマホを開いて、今この衝撃的な投票結果をチェックしている。

 

政治に格別詳しい訳じゃないけど、

ちょっと世界情勢もチェックしとかなきゃ、と思って。

twitterのニュースで流れてきたから、面白そうだと思って。

 

そういう人々は、

twitterやFBなどのSNSでクールにこう呟く人もいるだろう。

「世界が変わるなw」って。

 

でもその胸中はこうだ。

 

 

「あんな無茶苦茶な暴言を吐く変人を、まさかアメリカ人は選ばないだろう・・・とたかをくくりながら、隣の部屋アメリカで起こることを傍観していたのに、まさかこんなことが起こるなんて・・・日本に大きな影響があるってニュースでは聞くけど、

現実世界で、実際自分の生活にどう影響があるのかよく分からないし。とりあえずまあ、自分が満足するお金が稼げて、友達と好きな遊びができていれば、それでいいかな」と思っている。

 

ちょっと頭を働かせれば、この現実は、じわじわと眼に見えない形で世界を変えていくだろうということは分かっている。事故ではなく、何らかの理由があってこの現実は起きたのだと。

でも、重い腰を上げて立ち上がって、世界を変えよう、自分たちが住みやすい世界にしようと先陣を切るほど、「変えること」に熱くなれない。誰かが世界を変えてくれればいいのになあ・・・そう思いながら、ニュースはとりあえず見るけど、その眼は冷めていて、自分で行動を起こすことは億劫だ。体力も気力も、そこに使うほど有り余っている訳じゃないから。(いつかは世界を変えたいけれど。)

 

 

実際私は、そう思っている。

 

 

でも、世界は進む。そう傍観しているうちに、自分たちが当事者であることを気づかないうちに(気付こうとしないうちに)時計の針は進み、社会情勢も変わる。

 

経済も、

政治も、

日本の、自分たちが暮らす街も。

 

 

そしていつの間にか、格差は広がっている。

自分たちがボケっとしているうちに、その格差に飲み込まれてしまった貧困層は、

日々食べていくお金を稼ぐことで精一杯で疲れ、明日への希望はない。女性も男性も、子供を育てられない、貯金ができない。

それが爆発しそうになったタイミングで、もしクレイジーな発言で旋風を巻き起こす台風の目のような政治家が登場すれば、その人は自分たちの代弁者のように思えてくる。

同意も共感もしてないけど、いつも都合のいいことを言って肝心な時に動いてくれない政治家よりは、この不満をぶつけるボールになってくれる人を選ぶ。

 

 

そして更には、少子高齢化が進んで老人だらけになった日本では、

シルバー民主主義が加速する。

LGBTDINKs?ジェンダーフリー?けしからん、そんな変化なんて望んでない。

ミレニアル世代の考えていることは分からん、と暇を持て余した多くの老人たちは、投票に向かう。

 

 

アメリカの大統領選の結果をめぐるアメリカ社会の問題点については、専門家じゃないから分からない。

けれど、この事故に見える「現実」は、日本社会でも起ころうとしていることは、なんとなく肌で感じている。

イギリスの次はアメリカでも起こったように。

先進国で次々と起こる「まさか」の出来事は、同じように先進国として成熟しきった(=衰退するかもしれない)日本においても例外ではないと思う。

 

 

 

だから繰り返しになるけど、

有名大学に通う良識ある学生たち。

大学を出て大手企業に就職し、日々仕事に追われている若い世代のホワイトカラー。

 

日々の仕事に追われて忙しい、友人との遊びに夢中で面倒だからと選挙に行かないと、

いつか日本でも「トランプ勝利」「EU離脱」と同じ様なことが起こると思う。

 

 

格差などで疲弊しきった人々や日々変化する現実を頭ごなしに拒否して頑なに保守に走る人々は、アメリカやイギリスなどの移民が多い国だけで起こる現象ではない。

日本でも着実に増えていて、そういう人々はいつか、「怒り」をエネルギーにして、周囲の人々を巻き込み、説得し、みんなで投票に向かうだろう。

 

 

「想定外」の出来事は、偶然起きたのではなくて、起こるべくして起こるのだろう。

 

 

だから、この投票結果から私が学ぶべきことは、

現実を見据えること

変化に対して見て見ぬふりをしないこと

そして、どんなに忙しくても、投票に行くことだ。

ジャニーズが持つ「男の子性」

 

私にとってアイドルの楽しみとは、「男の子性への憧れ」と「若さの消費を楽しむこと」。

 

「男の子性への憧れ」とは、女に生まれた私が本来比較するはずのない男の子たちに対する羨望と憧れだ。

 

小学生の時はしばしば「男の子になりたい」と思うことも多かった。その理由はいろいろあるが、男の子が持つ(世間の目から許されている)行動の自由度と、男の子たちが集まる時の「わちゃわちゃ感」「人情とドライさの絶妙な線引き」「損得の少ない関係性」「その一瞬を謳歌するシンプルな生き方」のようなものに憧れを抱いていたからだ。

 

今ではあの時ほどの憧れはないが、それでもジャニーズ(特にJr)を見ていると、自分が昔抱いていた「男の子性」を見て楽しむことができるし、どこか少し懐かしい気持ちになる。それが、ジャニーズのひとつの魅力だと私は思っている。

 

 

 

そして彼らは普通の男の子であるということに加えて、自分には絶対縁のないステージに立ち、人気商売という完全実力主義で理論など通用しない世界で戦っている。

 

どの子も整ったルックスを持ちあわせているのに、ルックスだけではデビューできないシビアな世界だ。美しい顔に生まれていても、アイドルとして成功するために求められるもう一つの側面「人間性やパフォーマンス」という部分を、ファンは見ている。アイドルとファンの距離は遠く一人の人間として交流することはないのに、目の肥えたファンは彼らの一挙一動に敏感だ。そんなシビアな世界。長くて暗いトンネルを突き進みながら努力でのしあがならければならない世界。Jrたちはそんな世界で夢を追いかける少年でありながら、普通の少年、青年でもある。そこに私はもうひとつ、「若さという脆さ」を感じる。

 

それは例えるなら、熟れる前の青いりんごであり、誰もがいつかこの時を思い出して感傷に浸ってしまうような10代の若さと勢いは、儚く美しい。

 

自分が持って生まれた「女」という性では経験できなかった、「少年」としての若さを、彼らの姿を見ることで「体験」しているのだと思う。それはある意味、彼らが私たちにさらけ出している「若さ」の消費行為とも言える。私がまだ十代でジャニヲタだった時は全く感じることはなかったが、最近、私がアイドル鑑賞を通して楽しんでいるのは、ジャニーズアイドルの「あの子」への異性としての好意ではなく、彼らの「若さ」を消費することで自分が経験したことのない過去(男の子の青春)を新しく経験していることなのではないか、と思っている。シンプルに言えば、彼らは目的ではなく、手段なのだ。私がコンサートに出向いても手作り団扇も持たず、グッズも買わず、ペンライトも持たず、ファンサなど貰えるわけがないそのスタンスで満足しているのは、きっと彼らからの私い対する矢印を期待している訳ではないからなのだろう。

ラテン系ダンサー高橋海人くんに踊って欲しい洋楽集・第二弾

 

 

 

岸優太という担当はいれど、どちらかといえば自分はクソDDの事務所担という認識でヲタクをしている。そんな私は、小さいころから鍛えてきた、ジャニーズらしくないダンスでジャニーズに新しい風を吹き込む逸材、高橋海人くんにも注目している。

私は普段音楽というともっぱら洋楽ばかり聴いているのだが、海ちゃんのダンスは洋楽と合うと感じ、以前、自分の好きな洋楽の中から海ちゃんに踊って欲しい洋楽集を書いた。

uliqueur.hatenablog.com

 

そして今回も「新しく踊って欲しいリスト」に追加したい曲を思いついたので、第二弾として書いてみることにした。

今回も、個人的な好みをひたすら全面に押し出した欲望まみれの記事になってしまう予感がする・・・。

 

 

 

 

さて、では一曲目。

The Weekendの "Can't Feel My Face"。

 

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最近ぐっと大人になってきた海ちゃんだから、昨年リリースされたThe Weekendの代表曲がぴったりだと直感で選んだ。

この曲は、今年のグラミー賞最優秀レコード賞にノミネート、全米で1位を獲得していて、The Weekendをスターダムに一気に押し上げた" Beauty behind Madness"というアルバムに収録されている。

このタイトルは直訳すると「自分の顔が感じられない」だけど、ここでは気持ちよすぎて、快感で「自分が今どんな顔(表情)になっているかわからない」という意味。欧米ならではの、セクシーな言い回し。

 

なぜこの曲かというと、海ちゃんが隠し持っているラテンセクシーな魅力を表現するのにピッタリだなと思ったからだ。

私は、海ちゃんにはダンスしている時2つの表情があると思っている。

成熟前のあどけない無垢さ、純真さ溢れる表情で、心から「ダンスが楽しい!」と全身で表現するから、見ているヲタクもその多幸感溢れるオーラ、に目が細くなってしまう。

そして、時々垣間見せる真剣な眼差しや、海ちゃんのダンスの特徴である関節がなくなったかのような柔らかい身のこなしから醸し出される色気。

ラテンで健康的なセクシーさであり、今までのジャニーズの中ではこういったセクシーさを武器にしているアイドルはいないと思う。

「妖艶」という言葉で形容するのも違うし(これは今のJrなら北斗がダントツで持っている)、KAT-TUN一同が武器にしていた(というより経済回してたw)「腰振り」のような、分かりやすいエロさでもない。色気を垂れ流しているわけでもない。その存在だけで異性との絡みを想起させるような、そしてそれを求められていることを自覚して自己プロデュースしているキムタクのようなセクシーさでもない。健康的なセクシーさが、海ちゃんの持っている色気。

海ちゃんって、踊っている時以外はいつもマイペースで不思議発言連発、しょうれん兄貴たちのことが大好き!と笑顔で言っちゃう弟キャラ。その愛され弟キャラは「セクシー」とは相反するように一見思えるのだけど、ダンスの時に色気のある表情を垣間見せる時、普段のキャラとのギャップにヲタクは目を引かれてしまう。

 

それを一番感じたのは、以前少クラでセクゾ&Jrでcrazy accel を披露した時だった。バックで伸び伸びと踊る海ちゃんのダンスは後者の魅力がたっぷり詰まっていて、メインのセクゾよりも他のJrよりも海ちゃんに釘付けだったのを覚えている。

そんな海ちゃんのセクシーな魅力を思う存分発揮してくれるんじゃないかというヲタクの欲望を、このCan't Feel My Faceで叶えて欲しい。

 

ムーディーで圧倒されそうなサウンドと、強弱に満ちたビートやリズムを材料に、壊れそうなほどの踊る快感・エクスタシーを表現して欲しい。

特に0:25~から始まるShe told me~の部分から先はセクシーさがこれでもかと爆発しており、一気に踊り手の世界観を魅せることができると思う。 

 

 

 

 

さてお次は、これまた数年前の有名な曲、Daft Punk の"Get Lucky"。

この曲はグラミー賞の最優秀レコードを獲っている。

 

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70年代、80年代のディスコサウンドを現代に合わせて「料理」したような、リズムとグルーヴ感。

She's up all night to the sun~ から始まる部分は、海ちゃんお得意の軽快な足さばきで見せ場を作って欲しいなとか、衣装はこのPVのようなキラキラでテロテロした素材、細身のジャケットで・・・とか、妄想は進む。

私は個人的にこの曲の製作に参加しているPharrell Williamsの曲風が好きなのだが、彼のアルバムにはこのほかにも"Come Get It Bae"や"Blurred lines"など海ちゃんのダンスの特徴にハマる曲がたくさんあるので、是非検索してみて欲しい。

 

 

 

 

そして最後は、

Tavares の "Heaven must be missin an angel"

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この曲は、1976年に発売された古い曲だが、誰もが聞いている内にステップを刻んでしまうようなメロディーで私のお気に入り。

映画「チャーリーズ・エンジェル」でキャメロン・ディアス演じるナタリーのダンスシーンでも使われていて、ナタリーのキャラと海ちゃんの「陽」の部分のキャラが一致するものがあり、選曲するに至った。

上で紹介した2つの曲は、どちらかというと海ちゃんのかっこよさ、セクシーに焦点を当てて選んだものだったが、この曲は海ちゃんの多幸感を表現するにふさわしい曲。

 

題名の"Heaven Must be missing an angel"を直訳すると、

「天国では天使を一人失ってるに違いないよ」という意味。

 

出だしの部分、

Heaven must be missin' an angel
Missin' one angel, child,
'cause you're here with me right now

 

という歌詞を意訳すると、

「天国では一人天使がいなくなって寂しいに違いないだろうね

だってその天使は今、僕の隣にいる君なんだから」

 

恋の絶頂期にある時の無限のハピネス感を歌った曲で、海ちゃんの「陽」の雰囲気と多幸感ともシンクロするのだが、何よりこの曲を選んだのは、これをBGMにニコニコ歌って踊る姿でヲタクを瞬殺して欲しいという切なる希望があるからだ。かわいいと分かっていても、TVの前で「可愛い!罪深い!」と声を大にして叫びたい。

 

 

 

しょうれん・The Japan Newsのインタビュー和訳

取り急ぎ、れんれんの回答部分で印象に残ったもののみ和訳します。

 

・ジャニーズの活動について

「ステージ上でミスも多くしてしまうし、まだ自信をもってパフォーマンスできないことも多いけど、このキャリアを続けていこう決めています。ジャニーズに入ってまだ6ヶ月の時、マイクを持つように言われました。その時他の選ばれなかったJrの妬んだような表情を見て、心を奮い立たせて気合を入れて臨みました」

 

・選挙権年齢が18歳に引き下げられることに対して

「来年には僕も選挙権を持ちます。今まで政治のことは考えたことなかったけど、この点においての自分の政治への無関心さに恐れのような感情を抱き始めました。社会の問題点は何かを理解して、何が自分にとって有益かだけではなく、社会全体にいいことは何かを考えながら投票したいと思います。」

 

・どんな大人になりたいかという質問に対して

「事務所内の後輩や小さい子が気軽に相談しに来てくれるような落ち着いた優しい大人になりたいです。」

 

 

れんれん・・・(泣) BBAはこれからも応援するよ〜(泣) 

ドイツ・ハイデルベルクに行ってみた話。

前回の記事にもちらりと書きましたが、このバックパッカー旅で、ドイツ・ハイデルベルクに行ってきました。

 

 

ジャニヲタならばハイデルベルクは行っとくべきやということで、ミュンヘンからフランクフルトに移動する途中、ハイデルベルクで1泊することに。

 

 

12月18日。

ハイデルベルク駅に降り立ちました。

想像以上に小さな駅で、設備も古めです。

 

駅を出た後も、歩けば歩くほど、ハイデルベルグは小さな街であるなあと感じると同時に、その歴史を感じさせる街並みになんだか中世の街にタイムスリップしたような感覚に陥っていきました。

 

 

アルトシュタット地区に宿を取っていたので、電車で向かいます。

アルトシュタット地区は旧市街で、狭い道路に石畳に古い教会、レンガ造りの家が並ぶ、ザ・ドイツ!なところです。

この時期はクリスマス前ということもあり、アルトシュタットにあるクリスマスマーケットには昼間から人が賑わっていました。

色とりどりのオーナメントや、ホットワイン、チョコレートなどなど。

見てるだけでウキウキします。クリスマスに備えてオーナメントを買う親子連れや、仕事の合間にホットチョコレートを飲みに来るビジネスマンもいます。

ホットワイン頼んで一服。10年前の今頃、マリウス少年は一家でここに来てクリスマスの買い物してたのかな・・・目キラッキラさせながらオーナメント選びしてたのかな・・・いやもう可愛いすぎるだろ・・・大天使・・・など、ぼーと想像して勝手に可愛いの爆弾に自爆。

 

その後も街歩きを続け、マリちゃんが薔薇色にあげてた写真のところで記念撮影。

ちょうど、マリちゃんお気に入りの教会の鐘が鳴っていました。

こ、これがマリちゃんを毎日起こしてた教会の鐘か・・・ロマンス濃度100%!朝の目覚め方までファンタジックだな・・・私なんて携帯のけたたましいアラームでしか起きた事ないぞ。。

 

 

 

気を取り直して観光を続けた後は、夕方から、カウチサーフィンというアプリでメッセージをくれた台湾人のCちゃんと待ち合わせ。

(カウチサーフィンとは、世界中の旅行先で無料で泊めてくれる人を探すウェブサイト・アプリです。登録も無料で、宿さがしだけでなく、逆に誰かを泊めたり、イベントを開いて参加者を募集することもできます。旅先で現地の人と知り合いたい!宿代を節約したい!というバックパッカーには最高のアプリです。英語のコミュニケーションに問題ないという方にオススメです)

 

Cちゃんは台湾出身、今はパリで生活しているアラサー女子。

Cちゃんも一人でハイデルベルクに滞在しているらしく、夕方から一緒に行動しようというお誘いをくれたのです。

 

ハイデルベルクに来た理由が、好きな日本のボーイズグループのメンバーの一人がハイデルベルク出身なんだと言うと、興味を持つCちゃん。(笑)

sexy zoneの広報になったかのように張り切って説明しようとするも、まず「アイドル」っていう概念を説明してもなかなか意図が伝わらない。

(改めて、アイドルって日本のガラパゴス文化の産物の一つだなあ、とこのとき感じました。)

どう説明したものか・・・と考えた結果、キムタクの名前を出してみようと思いついた私。

私「TAKUYA KIMURAって知ってる?」

C「ああ!!知ってるよ!!HERO大好きだったわ〜!彼はカッコイイよねえ〜。彼もグループ組んでるんだっけ?」

私「!!!そう!そのTAKUYA KIMURAと同じエージェントに所属してるんだよ〜」

C「なるほど。ボーイズグループを作る事務所なのね。」

 

す、すごい・・・!アジア圏のキムタクの知名度!ジャニーズの説明=キムタクの名前を出すでなんとかなっちゃう!

キムタク様の知名度恐るべし。。

 

 

この後はジャニーズから、日本の文化・政治・台湾の情勢など真面目な話に火がつき、レストランに2時間以上居座ってお話しました。

このとき台湾では総統選が迫っていたので、総統選を巡る改革派・保守派についてのお話はとても勉強になりました。

たまにはこういう事もいいなあと思いながら、ほろ酔いで帰宅。ベッドに入って1分で寝ました。

 

 

 

 

2日目は、Cちゃんと合流し、お昼からハイデルベルク城に向かいました。

 

雰囲気としては、スペインのアンダルシア地方にある、アル・ハンブラ宮殿に近い哀愁感という表現が一番近いかなあ。

城の見学部分のほとんどは屋根がなく、破壊(崩壊?)されている部分も多かったです。

ベルサイユ宮殿、サン・スーシ宮殿などの豪華絢爛な雰囲気とはかけ離れていて、ザ・お城が持つファンタジーさはありませんが、私はこういう少し哀愁感の漂う雰囲気のある方が好みなので、とっても気に入りました。また、城の中にはハイデルベルクのローカルワインも売っていて、ラベルに名前を入れてくれるサービスもありました。ワイン好きにはたまらない場所かも。

夜になるとライトアップされて更に綺麗。夜遅くまで開いていて、城の内部にはワインが堪能できるレストランもあります。どこまでロマンティッック・・・!

そしてお城からは、ネッカー川・アルトシュタット地区の街並みが一望できました。

夕方になると夜景スポットとしてもいい場所だと思います。

 

こんなとこで生まれ育ったら、そりゃもうピースフルで感受性豊かな子になるわな・・・と思ってました。

大天使マリちゃんを生み出した街、さすがっす・・・。

 

 

 

その後Cちゃんとお別れし、フランクフルトに夜向かいました。

結局ドイツでは、他にミュンヘン、フランクフルト、ニュルンベルクを周りましたが、私のお気に入りはハイデルベルクです。

マリウスフィルター覗いても、ハイデルベルクが一番好き。

ハイデルベルク城の悲壮的でありながら威厳溢れる雰囲気や、京都にある哲学の道のヨーロッパバージョンとも言うべき散歩道。

ロマンチックさではNo.1だと思います。イギリスのエディンバラの街並みが好きな方にはオススメです。

 

 

 

帰国。

 

久しぶりの更新。

 

最後の更新からほぼ2ヶ月経ってる。。笑

 

 

というのも、この2ヶ月海外におりました。

学生最後の自由な時間を使って、単身バックパッカーの旅をしていました。

今回行ったのはヨーロッパで、2ヶ月ほどかけて主に鉄道で放浪していて、今日帰国しました。

3日分の服と最低限の荷物だけ持って女子力のかけらもない格好だったし、男性ホルモンが増えたのか、うっすらヒゲ生えてるんじゃないかってくらいの放浪生活をしていました。。。笑

 

今回時間をかけていろいろな街に行ったんですが、ジャニヲタとしては絶対に外せない!と個人的に思っていたハイデルベルク、アンダルシア地方にも行ってきました。

 

この旅、ツアーも参加せずノープランな感じで回っていたので、それはもう色んなトラブルに巻き込まれたり、逆に見知らぬ人の優しさに助けられることも沢山ありました。

 

そんな中で行った2つの街、落ち着いたらレポ書きます。

 

では〜

「CDデビューが全てじゃない」と「CDで成績が決まる」発言に思うこと

 

 

記念すべきV6兄さんの20周年公演!V6担ではないけどレポ読み漁ってました。

 V6兄さんおめでとうございます。

 

 (前置き:以下は、いちファンの個人的意見としてお読みください(笑)。 )

さて、そのレポを読み漁っているうちに、興味深いものを見つけました。twitterでも話題になっている、つー◯さんの「人気があってもCDの売り上げで成績が決められる」発言(笑)。事務所がグループを評価・査定する基準がそこだったのか・・・と思いました。

 確かに個々がマルチな活動をすればグループ人気にも繋がってCDの売り上げが伸びることは事実だろうし、それに「CDの売り上げ枚数=ライトなファンと濃いヲタクのを全体的包括した人気指数」と事務所が定義しているのなら、広告代理店ほかタレントの売り込みをしたい会社にそれを具体的な数字として提示できるだろうし、比較的合理的な判断材料だとは思います。(というよりも、そもそも、ファンの概念や人気指数なんてはっきりと把握することなんて難しいと思うけれど。)

 この発言を知った時、私は 社長のジャニーさんはJWの会見でこんなことを言っていたのを思い出しました。「タレントは全てレコードをださなきゃならないのか。アーティストとして活躍するには何でもやれなきゃならない」という発言。この短い間にtwitterで拡散された、2つのコメント。ファミクラ側とジャニーさんの間で、タレントに求めるものに対して、認識の隔たりがあるのかなと、私は感じました。

 というのも、「メディア露出云々よりかは舞台やショーに情熱とこだわりを見せてきたジャニーさん」に対して、事務所は「ビジネス・収益という経営的な側面を重視している」のかなと思ったんですよ。

 私はどっちが正しいとか論じるつもりはなくて、むしろどっちも必要。本来それは車の両輪として機能するべきものなんだろうけど、タレントやJr側からしてみれば、CDの売り上げで成績が決まるというのが経営陣の考えって、プレッシャーみたいな形でのし掛かってしまう可能性もあるんじゃないかなって思いました。だから今もなお、Jrの多くがデビューに拘るのも無理はないと思ってしまって。

 

 そういえば、以前日本の音楽業界って少し特殊と耳に挟んだことがあった。今もなお、産業構造が「CDを買ってもらう」というハードウェア主体のビジネスで、ストリーミングサービスは未だメジャーになるまでには至っていないと聴く。実際ネットで調べてみると、日本のアルバム販売においてCDの占める割合は85%だというデータを見つけた。これは他先進国に比べると非常に高いらしい。

 

 

 

音楽を「売って、買わせる」時代から・・・

 私個人の体験ではあるけれど、1年前アメリカに留学していた時、CDという媒体はもう過去のものとして認識されつつあるなあと感じることが多々ありました。私は普段ジャニーズと洋楽ばかり聴いてるんだけど、アメリカでSpotifyという無料音楽サービス友人から教えてもらってからは、洋楽を聴くためにもうあまりYouTubeを開くことはなくなりました。アプリをダウンロードするだけで、曲をインポートする必要もない。勝手に最新のTop40を更新してくれ、ポップスはもちろんディズニーからジャズまでどんなアーディストの曲も入っている。無料でCD音源と同じ音質の曲が聴けるし、自分のプレイリストも作れる。それからは、洋楽好きだけど、iTunesなんてほぼ使わないしCDも買うことはなかった。大学の周りの友達もみんなSpotifyを愛用していて、生活の必需品だった。「自分が好きなものを、好きな分だけ」といったカスタマイズが好きなアメリカ人の国民性に合ったサービスだからこんなに普及したのだとは思うけど、CDみたいなハードウェアを買う時代はもう過ぎ去りつつあるのかなと感じたんです。日本と比べて、アメリカの音楽業界全体が、CDを買わせることにこだわっていないのかなと感じたんですよ。

 

 

 

じゃあ、日本では?

 そして日本でも、10年以上前から、CDがなかなか売れない時代だと言われていますよね・・・。前ほどミリオンを出すことは難しくなってきたし・・・。YouTubeでも音源は聴けてしまうし(笑)、iTunesで買えるものは1曲ごと買ってしまえば経済的だし。CD文化って成熟期をとっくに過ぎて衰退期に来てるんですかね・・・。

ここまで書いてきてなんだか日本のCD化を否定している様に見えるかもしれませんが、 私はCD文化っていいこともたくさんあると思ってます。世界的にはもうCDは古い!という流れだけど、でもCDにはCDの良さがあるとは思っているので。CDというハードウェアを買って初めて、アルバムの曲々を一連の作品として聞くことができるという経験をしたことがあるから、そういう一面を切り取ればCDを買うことって意義のあることだと思ってます。ジャニーズで例を出すならば、例えば、KAT-TUNの"Queen of Pirates"。Track1のT∀BOOが終わったら、息つく間もなく、track2のKeep the faith に曲が移っていく。普通はアルバムを流し再生していると、曲と曲の間には5秒くらい間があくのがメジャーだけど、T∀BOOからKeep the faithにかけては、1秒の間もなく流れるように始まる。

 あえてそうした作り手の意図は、あの頃のKAT-TUNが持っていた強烈なオーラと荒削りのかっこよさを表現するためかな、と。というのも、まず1曲目のT∀BOOを再生すると、海賊・KAT-TUNによって深海の闇に連れ去られていくイメージが湧く。そしてその後息つく間もなく始まるKeep the faith のイントロが流れると、聞き手は自分の世界から逸脱して、一気にKAT-TUNによって支配されたような感覚に陥り、KAT-TUNの世界観に沈み込んでいく。その一連の流れの表現が、KAT-TUNの作品をよりKAT-TUNらしくしているなあ、と感じました。

 話が長くなってしまったけど、特にアルバムなんかは、そういった作り手の細かいこだわりが見受けられて、「ああ、アルバムってただの曲の詰め合わせBOXじゃないんだな」と改めて思うし、一つの流れる作品として成り立ってると思うんですよ。

 

だから、iTunesみたいに曲のバラバラ買いができる仕組みや、YouTubeで曲を単体して聞くことが主流になってしまえば、アルバムによっては、作り手の作品に込めた想いを味わえなくなってしまうこともあるのではないか、と思います。私自身、ジャニーズの全グループのCDを買う訳じゃないから、よくYouTubeでいろんなジャニ曲を聴いているけど、もったいないことをしているかもしれないな、とたまに思う時があります。

 

 

  

私なりに考えた、ジャニーズ×CD文化のこれから

 ただ、どんな物事も変わっていく。あれだけ日本の携帯電話業界がガラパゴス化していたのに、AppleiPhoneを発表してものの数年で日本人のほぼ全員がスマートフォンを手にする時代に様変わりしたように、音楽業界にも変化は加速していくのかなと思います。

 今までは、「曲を作って、CDというハードウェアに入れて、かっこいいジャケットにして売る」という音楽を売る音楽業界だった。日本はまだまだCD文化が根強いし、昔ながらの音楽業界の産業構造は固く維持されている。(Spotifyが日本でなかなか解禁されないのも、あちこちに利権が絡まってるからなのかもしれないなあ。。。)

 

特に、アイドルビジネスは特殊。

 多くのファンは「音楽」に対してお金を出すのではなくて、その音楽を歌って踊る「アイドル」という人にお金を払っている。そこまで歌が上手くなくても、一生懸命歌って踊り、キラキラした笑顔で元気をくれるその「行為」にお金を払っている。

 だから、CDの中身が一緒でもジャケットが違えば全種類買ったり、アイドルビジネス特有の「握手券」や「イベント応募券」が付けばそれを目当てに買っている人が多い。

 事務所側も、CDが売れないこの時代に苦肉の策としてこういった特典を何種類も用意するから、「アイドルに会いたい」という欲と、コレクション欲を満たせるヲタクと、CDを買ってもらえるという会社の利害が一致しているし、アイドルビジネスではCDって大事なのかなあとも思います。

 

 

でも、今はもう、CDってなかなか売れない。天下のジャニーズといえども、特典をつけても、ミリオンヒットを飛ばすことは年々難しくなっている気がします。

 それでも、今回の「CDの売り上げで成績が決まる」発言は、事務所がこのCDの売り上げ至上主義的な考えに拘りすぎているからかな、と。ていうか、もし音楽業界とか広告業界がそれを絶対的な指数として扱っているならば、J事務所もその流れに沿ってビジネスするよなそりゃ・・・って思いました。

 

以上は、自分の経験とか感覚をベースにした私の勝手な推測です(笑)。だけど、こう考えてみると、私は、ジャニーさんの「CDデビューが全てじゃない」発言の真意を考え直すに至りました。

 もともと、どちらかといえば舞台やショーといった類のものに情熱を注いできたジャニーさんだけど、あれだけスターの原石を発掘して流行を生み出した先見の明があるジャニーさんには、これからのジャニーズの未来を見通した上での発言かもしれないなと思ったんです。

 ジャニーさんが「CDデビューという道に拘らないで欲しい」「それ以外の道もある」と最近よく口にしているのは、「デビュー組が増えて先が詰まっているから 」という理由だけでなく、音楽業界の構造が少しづつ変わっていく中で、アイドルビジネスでおいても、「Jr→CDデビュー」という今までの構図だけでは、ジャニーズ帝国が帝国であり続けることは難しいという時代になってきていると考えているのかな、と。

 昔みたいにもうCDがバカ売れすることは難しくなってきているからこそ、CDデビューしても必ずしもスターになれる訳じゃない。むしろこれからは、色んな形でエンターテーメントが進化していって、「ジャニーズ事務所所属=アイドル」という世の中のレッテルを持っていながら、「歌って踊る」ことに拘らず自分の芸を極めていくことで、世の中を席巻するという現象も来る。あの発言って、そういう真意もあったのかなと思いました。

 

 

そう考えると、私も、「エンターテイメント」って必ずしも「CDデビューすること」だけじゃないかもしれないと思い始めた。

 私はJr担なので、「デビュー」という伝統的で華々しい言葉にはめっぽう弱い。正社員でもない、不安定な立場にいるJrを応援したいし、デビューを一種のゴールとみなして、その目標を担当Jrと共有している錯覚を持てる。それがJr担の醍醐味で、私は楽しんでる。でもよく考えてみると、CDデビューしていなくたって活躍している人はいるなあと思います。もちろん今はまだイバラの道だということは承知の上だけど。でも、その道は王道じゃないかもしれないけど、「この道で勝負していくんだ!」と思って突き進んでいく斗真くんやかざぽんを見ていると、ブレない芯と自分なりの"仕事哲学"を持っていそうでかっこいいなと尊敬の眼差しで見ています。

 そういえば先日、気象予報士に合格したSnow Manの阿部ちゃんが「バク転しながら天気予報とかいいですね」と冗談交じりに言ってたけど、本当にそういうエンターテイメントが生まれるかもしれない。音楽とアクロバットの融合だけじゃなくて、それに生活ツールやアカデミックな知識などの新しいツールも組み込んでいく。例え最初は好奇の目でしか見られなくても、磨き続けていけば、新しい形のエンターテイメントとして認識されていくのかもしれない・・・と大真面目に思いました。

 

 そう考えると、ジャニーさんが言いたいことってきっと、Jrの活動を通してエンターテイメントで活かせる自分の持ち味を探して欲しいということなんじゃないかなあ。シンプルだけど、今までの先輩と同じことを追いかけてちゃいけないよって。開拓精神というか、今までのジャニーズにはなかった道を切り開こうという心意気を求めている気がする。(あの発言って、捉えようによっては「デビューできなくても文句いうなよ」っていう切り捨てに聞こえるかもしれないし、色んな闇抱えてる謎めいた事務所だから、本当にそう思ってるのかもしれないけど(笑)。)

 

きっと「デビューだけに拘らないで」というあの発言は、「曲を売る」という時代が近い将来終焉を迎えることを感じているジャニーさんがJrに向けて送った、エンターテイメントで生きて行くアドバイスみたいなものなのかもしれない。

 (そしてもし彼らが自分の持ち味とか夢を追求した結果、ジャニーズ事務所ではそれは活かすことはできないと考えるなら、事務所を去るという選択肢もあるかもしれない。でもその時に、今までありがとう!新しいスタートも頑張れ!と清々しくヲタクが声をかけてあげたくなるような、そんなガムシャラなJr時代を過ごしてほしいなあ。)

 

 私が大好きなBlack eyed peasのWill.i.amは以前雑誌のインタビューで、こんなことを言ってました。

 

いまのぼくらは、音楽の海のほんの浅瀬でちゃぷちゃぷ遊んでいるにすぎない。いまぼくが興味をもっているのは音楽の海のもっと深い部分だ。最新の科学とテクノロジーは20世紀にあったあらゆるものをいま根底から覆していっている。電話やテレビが変わっていくように、鏡やポケットなんてものですら、数十年後、いったいどんなものであるか予測もつかない。音楽がいままでのように歌って踊るためのものだなんて思ってたら大間違いだね

 

 

 確かに音楽ってよく考えれば、単体の音の集合体だもんね・・・。高校の時音楽の授業で、人間と音の関わりは古来から続いているということを習ったっけ。そんな「娯楽」を超えて人間と深い関わりを持つ無限の可能性がある音楽が、もっと色んな形で世の中に旋風を巻き起こすかもしれない。アイドルビジネスにおいても、音楽が「歌って踊るもの」という使われ方だけではなくなるかもしれない。そんな「新しいエンターテイメント」を提供してくれる時代が来るかもしれないとワクワクしています。

 

事務所様~!!

 伝統的なジャニーズアイドルの形って維持し続けていって欲しいけれど、「グループをデビューさせ、CDを売って、買ってもらう」以外にも、それ以外で道を見つけ出した(見つけ出そうとしている)Jrたちが安心してその道を突き進んでいけるようになりませんか・・・?私はそう願ってます!

 

 デビューはできなかったけど色んな道で頑張っている30歳前後の「ジャニーズJr」の地位が高まるとか、事務所を辞めて他の事務所に行った子の活動が制限されなくなるとか、そうなっていけば希望の光もあるのかな・・・。 

岸くんは過去のインタビューを見るに、芸能界で生きて行くことに固い決意を持っている様だから、そんな岸くんが納得する形で芸能活動ができるようになっていってほしいなあ。何百人もJrを抱えているし、難しいことだとは思うけれど。

 

 

 

理想を語るとキリがないですね・・・。以上、いちファンの戯言でした。

 おやすみなさい。